中国衣食住の「衣」アバクロ！トミー！そして話題のイケメン店員アパレルショップWMとは！？

2024年度新年度も始まり、新しく中国へ赴任される方も多くいらっしゃるようです。
新しく中国で生活を始める方向けに、中国における衣食住をテーマに関連する情報を提供してきたいと思います。

今回は衣食住の「衣」。
まず前提として本記事のターゲットは、中国への赴任者である30代から50代の一般的な男性ビジネスマンです。これらの読者の皆様における中国の衣食住の「衣」事情についてお届けします。
（本記事最後のアパレルショップWMは男性向けではありませんが、中国で話題のビジネスについて知っていただくには良い事例となります）

日本ではおしゃれなアパレルショップに入店するのは気が引けるという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか？（わたしだけでしょうか？）
ファストファッションのお気軽な店なら当たり前のように入店しますが、渋谷や原宿のイケてるアパレルショップはなかなか難しい、、、

中国であれば大丈夫！
中国で服を買うなら！ファストファッションの店ばかりではなくおしゃれなショップも覗いてみましょう。

日本であれば、おしゃれなアパレルショップに入店するだけでもそのドレスコードのようなものを感じます。
しかしながら、インバウンドで来日した外国人は気が抜けたような服装で、そのようなおしゃれなショップにも入店していると思います。

これが日本人が中国で生活する場合には逆になると言うことです。
中国で生活するということは、日本人自身は自分が外国人であるということ。
日本人が日本国内で外国人に対してある程度その振る舞いに対して許容範囲が広くなる（少なくともマナーを守っていれば）のと同じように、中国現地でも外国人である日本人に対してはまあまあ温かい目で見てもらえます。

そしてまた新しく中国で生活される方にとっての懸念の一つですが、、日本人は中国人に嫌われているからお店等でも不安という気持ちはあるでしょうか？
ご心配は全くありません。国際都市である上海や深圳等ではそんなことを不安に思う必要はまったくありません（中国でも二線級都市の方に行くと外国人には慣れていないのでそうはならないかもしれませんが）。

ショッピングセンターの中で入りやすいテナントがたくさんあるのも特徴です。
日本人にもお馴染みの「トミーフィルフィガー（TOMMY HILFIGER）」や「アバクロンビー＆フィッチ(Abercrombie&Fitch）」等はよく見かけます。

上海市のAbercrombie & Fitchを紹介します。

Abercrombie & Fitch（兴业太古汇店）
上海市南京西路789号兴业太古汇L246商铺
10:00～22:00

地下鉄2号線南京西路駅にある皆様ご存じのスターバックス上海旗艦店（アジア旗艦店でもあります）すぐ近くのショッピングセンターです。

Abercrombie & Fitch（环球港店）
上海市中山北路3300号环球港L1层L1079号-L1080号
10:00～22:00

中山公園駅から北に一つ目の金沙江路駅にある巨大ショッピングセンター「Global Harbor」です。
この「Global Harbor」は上海市でも有数のショッピングセンターです。上海市にお住まいなら一度は行ってみてください。

いずれの店舗も行きやすい場所にあります。

上海市のTommy & Hilfigerを紹介します。

しかし、ここに紹介をするまでもなく、Tommy & Hilfigerは、ショッピングセンターであればどのテナントにも入っている印象があります。
中国の方はこのブランドが好きなのでしょうか？！

Tommy & Hilfiger（太古汇店）
上海市石门一路288号L266
10:00～22:00

Abercrombie & Fitch（兴业太古汇店）と同じショッピングセンターにあります。

Tommy & Hilfiger（长宁来福士店）
上海市长宁路1123号东区1层42-43
10:00～22:00

ここは日本人の皆様も行きやすい中山公園駅の大型ショッピングセンターです。

日本の場合は、一般的には、有名アパレルブランドは大手ECサイトには出店していません。
ネット販売そのものを否定している訳ではなく、自社ブランドのイメージを大事にしていることから、その世界観に合致しない大手ECサイトには出店していないのでしょう。

これに対し、中国においては有名アパレルブランドも大手ECサイトである天猫（Tmall）や京東等に店舗を出店しています。

これは、中国においては一般的にお客様からのお支払いが発生するWebサイトを厳しく制限しているからというのも原因の一つとしてあります。
中国では自由な情報発信もなかなか難しいという問題が根底にあります。

しかしながら、消費者としての観点から見ると、大手ECサイトでいつもの生活用品等の買い物と同じように購入ができますので、日本人にとってもそのハードルは低くなっていると言えます。

それぞれロゴをクリックすると、中国の天猫（Tmall）の各ショップページへリンクします。

最後に、30代から50代の一般的な男性ビジネスマン向けのファッションについての話ではありませんが、中国の注目ビジネスの一つについてです。
中国で人気のアパレルショップW・Management略してWMを紹介します。

とにかくイケメンを大量に採用して店員としているのが最大の特徴。
中国人女子が殺到して売上も急増。イケメン店員と写真撮影も可能であるようです。

美女が店員となって男性向けに販売する店舗もあるようです。

創業1年も経たずに主要都市へ多店舗展開しているとのこと。
日本でも平成の頃、渋谷109等のカリスマ店員が一世を風靡していたことがありましたが、それを企業として組織的な経営戦略として展開するのが特徴であるようです。

経営の観点から見ても注目です。

中国現地の様子はこちら。杭州現地在住の方のXです。
【中国】昨年7月に創業したばかりのアパレル企業『WM』

開店当初の様子とは言え、中国人女性が群がるこの状況であれば、ビジネス的にも大成功と言えるのではないでしょうか。
日系企業としても何か学ぶところはあるのかもしれません。

紹介するのは杭州市の店舗です。

w･maw･management
杭州市龙翔桥站出口から390m

イケメン、美女が一緒に写真を撮ってくれるようです。

※中国へ初めてもしくは久しぶりに旅行される皆様へ

中国のお店ではアプリによる支払いが必須です。
中国に行くなら？中国決済アプリの準備が必要です。

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