中国の生活をもっと便利に!宅配便(快递)の利用方法・日本よりも簡単便利です
2021年、中国へ新たに赴任されて生活を始める方も多いのではないでしょうか?
ジョイテルは、中国に住む日本人の皆様が生活をもっと便利にお過ごしになることができるようにお手伝いをしていきたいと考えています。
まずはその第一弾「宅配便(快递(kuwaidi))の利用方法」です。
日本であればモノをコンビニに持って行ったり、郵便であれば切手を貼ったり専用の封筒等を使ってポストに入れれば手軽に送ることができます。
しかしながら中国ではコンビニには日本のような宅配便を受け付けてくれるようなサービスはありませんし、街中に郵便ポストもありません。
日本人の方であれば社内の中国人スタッフ様に依頼をして宅配便で送ってもらうことがほとんどでしょう。
会社の荷物なら問題はありませんが、私物を送りたい時には何とも気が引けるということも多いのではないでしょうか?
中国宅配便最大手「顺丰速运(順豊速運)」の利用方法
中国の宅配便(快递(kuwaidi))は日本よりも簡単です。
今回は中国宅配便の最大手である「顺丰速运(順豊速運)」を例にして説明します。
まず特徴はモノを送る際に「取りに来てくれる」「お支払いは支付宝・微信支付」が標準であることです。
日本のようにコンビニや郵便ポストに行く必要はありません。
宅配便(快递(kuwaidi)の担当者が指定の部屋もしくはビルの1階(最近のコロナ禍においてはこのビル1階までであるのが多いようです)に来てくれます。近くに来ると電話(もちろん中国語で)をしてくれますが、その依頼した時間に中国語で電話がかかってくるのはその宅配業者しかいませんから慌てずに「快递(kuwaidi)到了(daole)?」とだけ聞いてビルの1階に行けばよいだけです。
サービスは微信のミニアプリ(小程序)ですぐに利用できます。
微信のメイン画面で「顺丰速运(shunfengsuyun)」と検索して登録してください。
これのアカウントを開くと「寄快递」というメニューがあります。
その「寄快递」を開くと、発送の依頼画面が表示されます。発送元の住所とお届け先の住所を入力します。
「寄」-発送元(ご自身)の住所(地址簿をクリックして入力します・入力内容はアドレス帳として登録されます)
「収」-お届け先の住所(地址簿をクリックして入力します・入力内容はアドレス帳として登録されます)
「寄件方式」※-「上门取件」を選択で「寄」の場所に取りに来てくれます
「希望上门时间」※-取りに来てくれる時間を選べます※
「物品信息」-「机器」等と入れる(ジョイテルルーターを送る場合)
「付款方式」※-「寄付现结」で自分が支払い・「到付」で着払いです
「预计送达时间」※-「顺丰标快」で通常の宅配便・「同城急送」は更に急ぎ(後述)
(※はデフォルトのままにすると「一時間以内に取りに来て通常の宅配便を自分で支払い」となります)
入力が完了すると「下単」というボタンが有効(赤色)になりますので、これを押下。
そうすると「寄-ご自身の住所」に業者が1時間程度で取りに来ます。小さな荷物や書類であれば梱包等はやってくれますが、中に入れる梱包材はご自身で準備しておいたほうがよいでしょう。
支払はその場で微信等で実施です。
慣れれば、梱包用の袋や封筒は予め何個かもらっておけばよいでしょう。
バイク便に相当する「同城急送」も簡単便利格安で利用可能
そして更に便利なのが「同城急送」というサービス。
日本で言うならバイク便に相当します。
例えば、2~3時間以内に書類をお客様の手元にお送りして捺印して返送してもらいたい?
中国なら簡単・安価です。
依頼をすると1時間もしないうちに業者が取りに来て、受け取ったモノを指定の場所へ直接届けに行ってくれます。
その逆に、業者に指定の場所に取りに行ってもらってこちらに届けるのは、同じサービスで「寄」と「収」の住所を変更して登録すればよいだけ。
宅配便・バイク便の料金は?
料金は、市内であれば通常配送なら約12RMB、上海から広州等への遠方でも25RMB程度、上海市内の同城急送なら約26RMBです。
ジョイテル中国人スタッフが言うには「顺丰速运(順豊速運)」の料金は高いらしいのですが、品質は一番良いとのこと。トラブルもほとんど無いようです。
ジョイテル「中国どこでもWiFiホームプラン」「中国どこでもWiFiモバイルプラン」は上海のジョイテル配送センターから「顺丰速运(順豊速運)」でお送りします。
上海市内ならお申し込みの最短当日の夕方、遠方でも1~3日後にはお手元にお届けします。