中国ではなぜクラウドサーバーがお薦め?【特徴2】トラブル皆無の運用
前回は利用者の目線、IT担当者の目線等で「クラウドサーバー」の導入をお薦めする理由をお伝えしました。
今回は、特に新しく拠点を立ち上げる際に、物理的なサーバー機器とクラウドサーバーのいずれを導入するかについて考えてみたいと思います。
新しく拠点を立ち上げるなら無条件にクラウドサーバーをお薦め
新しく拠点を立ち上げる、現時点では特に何も資産は無いということであれば、これは無条件にクラウドサーバーをお薦めします。
サーバー機器を物理的に購入し、WindowsサーバーOS、そしてWindowsの利用アカウント(CAL)も必要となり、更にこれを社内に設置するコストもかかります。
初期コストは少なくとも数十万円から規模が大きくなれば数百万円はかかります。更に固定資産としての管理も必要となり、これを償却していくことになります。
中国における会社立ち上げの責任者となれば、まさに当初の予算をどれだけ有効に活用できるかが鍵でしょう。
立ち上げ当初はできるだけキャッシュの流出を防ぎたいところです。
もちろんクラウドサーバー導入時も作業費用等の初期コストはかかります。しかし、新しく拠点を立ち上げるような場合にはこれはかなり抑えられると言ってよいでしょう。
クラウドサーバーならトラブルはほぼ皆無
サーバー機器を実際に購入した場合、導入後の目に見える運用費は確かに抑えられます。しかし、電気代や前回も取り上げた場所代、空調代等見えにくいコストは大きいのです。
更に、一度トラブルが発生すれば復旧させるためには多大な労力を要し、使えない期間が数日に渡ることも珍しいことではありません。そして中国ではこれが頻発します。地震のような災害はありませんが、天井からの水漏れでサーバがダメになるのはよくある話です。
クラウドサーバーであればそのようなトラブルはほぼ皆無。仮に一時的にトラブルが発生してもバックアップをコピーして復旧することが可能となります。
新しくサーバー機器とクラウドファイルサーバの導入比較検討をされている方へ。
クラウドサーバーは圧倒的なコストメリットを実現。「クラウド」ファーストでご検討ください。
中国においてなぜクラウドサーバーの導入をお薦めするのか?
理由その2. 新規でサーバー構築するなら断然にコストメリットが大きく、以降の運用もトラブル知らず。