中国ではなぜクラウドサーバーがお薦め?【特徴3】中国オフィスの特性に最適
前回までは利用者目線で中国において「クラウドサーバー」の導入をお薦めする理由をお伝えしました。
とにかく日本に比較して圧倒的に自由な働き方が中国等の海外拠点における特徴であり、これを支援するのが「クラウドサーバー」です。
今回は情報システム部門から見た「クラウドサーバー」の導入をお薦めする理由について説明します。
中国のオフィスとIT利用環境に関連する特徴は?
中国のオフィスとIT利用環境に関連する特徴はどのようなものでしょうか?
中国の仕事環境は日本に比較して変化が大きいのは間違いありません。
企業の成長速度も速く、社員の増減、オフィスや工場の新規構築・移転等が圧倒的に日本に比較して多いと感じることでしょう。
このようなイベント毎に情報システム部門の負担は大きいものがあります。
最初は小さく始めたオフィスも会社の発展と共にファイルサーバー等のシステムも肥大化していきます。
ファイルサーバーの容量が不足となれば追加のハードディスク等の機器を購入して設置したり、オフィスの移転となれば機器類の移動だけでも大変な労力が必要となることでしょう。
情報システム部門から見た「クラウドサーバー」のメリットは?
では、このファイルサーバーがクラウド上に集約されていればどうでしょうか?
基本的には容量の増設やオフィスの移転にはまったく影響されない環境を作ることができます。
AWS等のクラウドではハードディスク容量等は使った分だけ課金されることが特徴であり、容量の増設は利用者や管理側は意識しません。
複数拠点の場合でも導入から集約も容易です。
移転や機器保証期間の更新等のイベントがあった拠点から順次クラウドサーバーに移行。徐々にこのクラウドサーバーに集約を進めていけばよいのです。
複数拠点のファイルサーバーが一つの統合されたクラウドサーバーにより運用。
圧倒的に運用負担が小さくなり、様々なコストも抑えることが可能となります。
中国においてなぜクラウドサーバーの導入をお薦めするのか?
理由その3. 中国のオフィス事情に最適。社員の増減・オフィスの移転等もスムーズに。運用負担とコストを大きく低減することが可能。