中国赴任行きたくない?人脈も給料もキャリアもメリットは大きい!ジョイテルが明かす中国生活とは?その1
コロナ禍も終わりに近づき日本から中国への渡航者が増えているようです。
本記事は、中国赴任を命じられて不安に思う皆様にその機会を少しでも前向きに捉えていただきたいと考えて掲載します。
中国赴任を命じられたら?それは人生のチャンス!
ここ最近、日本企業の中国進出事情に詳しい方に聞いたところによると、主に若い方が中国赴任を命じられても拒否することが多いらしいとのこと。
それも仕方のないことなのかもしれません。
Yahoo!ニュースを見れば、中国に関するニュースはほとんど否定的なものばかり。
つい最近でも大手企業現地責任者の日本人が警察に勾留されたとの報道もあることから、これらの批判的な雰囲気に拍車がかかっている状況です。
しかしながら実際のところはどうなのでしょうか?
もし中国赴任を命じられたら?断るなんてもったいない。若い方であればなおさらです。
中国生活により得られる人脈も給料もその後のキャリアもメリットは非常に大きいと考えられます。
中国生活10年選手であるジョイテル本記事筆者が、中国における生活について解説をしていきます。
中国赴任で得られる人脈とは?日本人コミュニティの歴史
ジョイテル本記事筆者は、2012年に中国初渡航し、2013年から中国・上海にて駐在を開始。その後10年以上中国ビジネスに取り組んでいます。
実際のところ、中国へ渡航する前までは中国には全く興味もありませんでした。しかしながら、この中国におけるビジネスをきっかけに自身の人生が大きく変わったことは間違いありません。
(以下記事は、本記事筆者の体験に基づくものであるため、2012年以降の話となることについてはご容赦ください。2000年代はここに記載の内容が更に倍増したようなパワフルな時代であったようです)
中国赴任で得られる最大のメリット。それは人脈です。
日本で生活している場合、よほど外向的な方ではない限り、自身が勤務する会社以外で知り合いの輪を広げていくことはなかなか難しいところでしょう。
中国や海外赴任においてはこれが全く異なります。
これは中国に限らず海外在住の日本人の常ですが、日本人同士の絆が強く、様々な人と交流することができるのは間違いありません。
日本ではなかなか知り合いのいない異業種交流会やスポーツクラブに参加するのは気が引けるところですが、中国を含む海外赴任においては、そのようなことはまったく気にならなくなります。
現地の日本語情報誌(これも以前よりはかなり内容が薄くはなってしまいましたが、、、)等に交流会の情報が記載されています。
大学の同窓会、スポーツの同好会、県人会等や単なる飲み会のお誘いまで様々なものが紹介されていますので、まずは第一歩の勇気を出して参加してみるのもよいでしょう。
こちらは当時のスポーツイベントの様子です。
テニス大会だけでもかなり多くの人が集まっているのもわかります。
これらのイベントや会合に参加するだけで中国・上海における人脈が大きく広がることは間違いありません。
少なくとも日本で一つの会社の中だけで生活するのに比べて何倍もの新しい人脈が得られることでしょう。
これだけでもその後の人生における大きな財産であると言えます。
こんな集まりもあります!
中国・上海で釣りに行くなら!?ジョイテルも参加します。
中国・上海で釣りに行くなら?上海釣友会を紹介します。まずは居酒屋「布良瀬」に行こう!
■古き良き上海!10年前はどうだったのか?
本記事筆者が中国へ初渡航した2012年頃は中国や上海における日本人ビジネスマンのプレゼンスが最も大きかったころ。
日本人同士の様々な交流会や、週末となればゴルフやテニス、フットサル等のスポーツイベントが毎週開催されていました。
変わったところでは血液型交流会?昭和4X年生まれの会?等など、日本人や日本語が話せる中国の方がとにかく集まって交流をする場がたくさんあったのです。
そしてその当時の中国における日本人の生活を象徴するものと言えば、夜のお遊びの代表格でもある日本人向けKTV(キャバクラのことです)。
上海市の日本人が多く住む地域では、数十メートルも歩けばKTVにあたる程に多くの店が営業しており、大規模店が隆盛を誇っていました。
その頃の中国在住の日本人男性であればほぼ全員がKTVにはまった経験も大なり小なりあることでしょう。
(トラブルも多かったとは聞きますが、そのような場における交流からも中国における実際の生活の支援を得られることもあったようです(わざとあいまいな言い方をしています。。))
何しろ、現地駐在員の大事な仕事の一つと言えば、たまに日本の本社から視察にやってくる役員への対応ですが、これには夜のお遊びは欠かせません。
中国は日本から距離的にも行きやすいので「遊び出張」が多いのが実際のところ(日本からはアメリカも東南アジアも遠いのでなかなか簡単に遊びで行くことはできません)。
その役員の方々へ中国現地拠点の存在意義をアピールするためには、現地事業の業績も当然ですが、夜のお遊びを体験させてまた来たいと思っていただくこと、この現地拠点が無くなればまた来る機会も無くなってしまう!と思っていただくこと。
これは現在でも中国現地駐在員にとっても大事なことですから(笑)、、夜のお店を一つや二つ知っておくのは必須です。
確かに2023年現在では、以前に比べて交流会やイベントも少なくなってしまいました。
2000年代後半頃からの上海を知る方々から見るとなんとも寂しくなったと感じるようです。
(中国に在住されていた方同士が昔話をすると、あのKTVはどうなった?まだ営業している、、もう無くなった、、等の話題で盛り上がるようですが、、、)
■夜のお遊びは中国現地の若者向けが中心に
しかしながら、ここまでの話の中で誤解をしないで欲しいのは、あくまで日本人向けの夜のお遊びが衰退してしまっただけであり、中国・上海市の夜そのものが寂しくなった訳ではありません。
少し前のニュース記事で見かけたのは、上海市の日本人が多く住む地域において日本人向けの店舗の閉店が相次いでおり、上海市ひいては中国の経済が落ち込んでいるような印象を与えていたのでした。
しかしながらこれもマスコミによるまったくのミスリードであり、確かに日本人向けの店舗は無くなってきていますが、それが上海市経済を象徴している訳ではありません。
可処分所得が増えた中国の若者向けには日本に似たような夜の遊びがかなり充実してきているのが実際のところです。
今の夜の流行は、ライブハウスやいわゆるDJがいるクラブ等。
夜店とか酒吧(jiuba)等と呼ばれています(この「吧」は「bar」の当て字です)。
大衆点評アプリで検索をしてみてください!職場や自宅の近くにも必ず見つかるはずです。
日本ならこういう場所にはなかなか行かないという皆様!入りやすい雰囲気で日本人のおじさんにも若い方にもおすすめなので是非とも行ってみてください。
中国・上海の夜はKTVよりクラブに行こう「FOUND158」おすすめクラブ3選!これが上海夜遊び新定番
コロナ禍も終わったこの夏、このFOUND158はおススメです!
上海の夏、いまだ気温も下がらぬ熱帯夜、クラブで踊ってオープンテラスのバーで冷たいビールを飲む。
これが上海の真夏の夜の楽しみと言えるでしょう。
中国赴任が決まったら?!中国着任後まずはコミュニティへの参加
中国赴任が決まったら?!中国に着任したらまずやるべきことはコミュニティへの参加です。
海外では日本人同士ではつるみたくない、と言っている方もいらっしゃいますが、得てしてそのような方は中国人とのコミュニティへも入ることができていません。
かっこつけずにまずは海外における日本人同士の交流を楽しんでみることが大事でしょう。
確かにこの2023年においては大規模な交流会自体は少なくなりましたが、まだまだ多くの会は残っています。
県人会や大学同窓会、スポーツイベント等は健在です。
コロナ禍によりここ数年はこれらのイベントも自粛傾向でしたが、また今後は盛り上がりを見せていくことも間違いありません。
中国赴任をきっかけに、日本における生活だけでは知ることもできなかった大きく多様な人脈が得られることは間違いありません。
これだけでも中国赴任に積極的となる理由となるはずです。
次回は、給料やキャリアについて、また、言論の自由が無い・監視社会であるということについて実際のところどうなのか?どのようなことに注意をすればよいのかについてお話をします。
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※本記事のイラストは「イラストAC」からダウンロードして利用させていただいています 。