中国で出前を頼むなら?アリペイから簡単利用!今すぐ温かい夕食が届きます【中国生活アプリ利用マニュアルその2】
中国への渡航者が増える中で、ジョイテルサポートセンターへも多数の問い合わせをいただいています。
その中でも多くの問い合わせをいただいているのが「中国携帯電話番号」と「中国生活に必要な中国アプリ」に関する利用についてです。
前回好評の「中国で映画スラムダンク・すずめの戸締りを見に行きたいなら?」に引き続き、中国生活アプリ利用マニュアルをお届けします。
今回は「中国で出前を頼みたいなら?」です。
中国・上海市には出前(外卖(waimai))を運ぶ配達員が道に溢れています。
自分の会社でも中国人スタッフがランチの出前を頼んでいるのを見て、自分も好きなものを選んで頼みたい!とお考えになられたこともあるでしょう。
出前は簡単・便利で料金もお安く利用できます。
中国語ができないから難しい??
まったく問題ありません。簡単ですので試してみましょう!
出前はアリペイ(支付宝)と連携した饿了吗(elema)を利用
出前(外卖(waimai))を利用するためのアプリは幾つかあります。
「美団(meituan)」と「饿了吗(elema)」が主流です。
ここは日本人にも準備がしやすく使いやすいアリペイ(支付宝)から連携して利用できる「饿了吗」を使ってみましょう。
メニュー画面は中国語ですが、日本人ならほぼ見てすぐに理解できる漢字ばかりなので、ほぼ問題無く利用できます。
本アプリを使う前提として、アリペイ(支付宝)が利用できることが前提です。
アリペイ(支付宝)の利用方法は以下記事を参考にお願いします。
【中国で日本人出張者もすぐに使える】現金チャージ済アリペイが利用できるスマホを500RMBでレンタル
【中国渡航者お悩みNo.1】中国渡航者が支付宝(Alipay)を利用するには?銀行口座不要!中国携帯電話番号が必須
「饿了吗(elema)」は住所入力後にお店を選んで支払うだけ
アリペイ(支付宝)を立ち上げます。
アプリの言語が英語の場合は「Takeout」、中国語版なら「饿了吗」と記載されているアイコンがありますのでこれをクリックしてミニアプリを立ち上げます。
饿了吗のメイン画面が表示されます。
まず最初にお届け先住所の入力が必要です。
画面左上の「饿了吗」の下に現在地のおおよその場所が指定されます(位置情報の取得を許可している場合)。
これをクリックして実際に届けてもらう住所を入力します。
注意点としては、ご自身のお住まいやホテル等の住所を中国語の簡体字で正確に入力する必要があります。
英語・ローマ字による入力は不可です。出前のドライバーは当然に中国人であるため英語の住所ではわかりません。
住所を入力した後は、実際にお店とメニューを選んでみましょう。
「美食外卖」のアイコンをクリックして店舗を選ぶ画面に遷移します。
基本的にはおすすめ順に表示されますが、料理の種類や持ってきてくれる時間、人気のお店(販売量の実績)で順位付けをして選ぶこともできます。
「美食外卖」画面の真ん中に「総合排序」「分類」「速度」の選択項目があることがわかります。
「総合排序」をクリックすると、以下のように順番を並べることができます。
・销量最高 販売実績が多い順
・距離最近 店舗までの距離が近い順
・好評優先 ユーザーの評価が良い順
「分類」は料理の種類です。
・汉堡 ハンバーガーです。マクドナルド等チェーン店の他にも様々な店があります。
・面 麺類です。「兰州拉面」は日本人の口にも合います。
・饭 ご飯ものです。「咖喱」はカレーです。
「速度」は何分以内もしくは店舗まで何km以内であるかを選ぶことができます。
お店を選んだら、食べたいメニューを選ぶだけ。
「去結算」のボタンで支払いすれば完了です。
後はドライバーさんが温かい食事を持ってきてくれます!
受け取り方法は?最近は外卖柜を利用する場合が多いです
肝心の受け取り方法はどうするのでしょうか?
部屋まで持ってきてくれるのが基本ですが、最近では出前用の棚「外卖柜(waimaigui)」に保管しておく場合が多いようです。
皆様もオフィスビルやマンションの1Fに出前を入れる棚を見かけたことがあるでしょう。
これが「外卖柜(waimaigui)」です。
ドライバーさんが近くに到着すると皆様が登録した電話番号へ電話をしてきます。
もちろん中国語ですが、ここは焦らず聞き取るべき単語は1つだけ。「外卖(waimai)」とだけ聞き取れば、こちらは「好(hao)」か「OK」と自分が部屋にいて受け取れることを伝えれば大丈夫です。
皆様が滞在されているマンションやオフィスビルにドライバーさんが入ってこれない場合は、聞き取る単語は「楼下(louxia)」もしくは「外卖柜(waimaigui)」。
「楼下(louxia)」なら1Fで待っている、「外卖柜(waimaigui)」なら棚に入れましたの意味です。
この場合は自分で取りに行きましょう。
事前に持ってきてもらうビルがどのタイプであるのかは確かめておいた方がよいとでしょう。
いつの時間でも出前のドライバーさんが出入りしていますので、どのように受け渡しをしているのかを確認することができます。
「外卖柜(waimaigui)」に保管されている場合は、依頼したアプリで棚に貼ってあるQRコードを読み込めば自分の料理を取り出すことができます。
いつでもどこでも温かい料理を運んできてくれます。
お値段も数RMB(数十円から百円前後)ですのでかなり安価です。
中国生活の第一歩!まずは出前を頼んでみましょう!
中国でアプリを事前に日本で準備するには?
アプリの本人認証・ショートメッセージ認証のため「中国携帯電話番号」が必要です。
大手中国通信会社・中国電信が正式発行する「中国携帯電話番号SIM」をご検討ください。
短期の出張者なら「中国どこでもペイ・中国スマートフォンレンタル」もおすすめです。
「中国携帯電話番号SIM」の申込書も確認をお願いします。
【申込書】中国携帯電話番号SIM
【エントリーシート】中国携帯電話番号SIM
お問い合わせは、ジョイテルWebサイトのお問い合わせフォームか、ジョイテルサポートセンター(support@joytel.jp)へご連絡をお願いします。
※本記事のイラストは「イラストAC」からダウンロードして利用させていただいています 。