中国語翻訳アプリ・正確さで選ぶ4選!音声やカメラ、手書き機能に加えてピンインも確認できます
本当に役立つ中国語翻訳アプリを選ぶなら?!
WiFiレンタル業界唯一中国専門にサービスを提供するジョイテルが、中国現地で実際に利用して役に立つ中国語翻訳アプリ4選をお届けします。
中国語翻訳アプリを選ぶ基準はもちろん正確さ、そして音声入力や文字のカメラ入力、手書き入力に加えて発音のピンインを確認することができるのが重要です。
まずは結果発表!この4つをインストールしておけば中国でも安心・便利です。
- 音声の同時通訳なら ー 「Felo翻訳」
- 長文の翻訳なら - 「DeepL」
- カメラ入力や中国語の正確さを求めるなら ー 「百度翻訳(Baidu Translate)」
- 辞書アプリなら ー 「中日・日中辞典」
定番のGoogle翻訳やMicrosoft Translatorは?
翻訳アプリとしてはあまりに定番であり紹介するまでもないこと、また、Google翻訳は中国においては一般的なインターネット環境では使えないことから今回は外しています。
中国語翻訳アプリ・正確さで選ぶ4選
■Felo瞬訳
Felo瞬訳は、AI企業Sparticle社によって開発されたGPT-4エンジンを搭載するリアルタイム翻訳アプリです。
2023年のサービス開始から1ヶ月で4万人を超えるユーザーを獲得したことから人気の翻訳アプリとなっています。
何しろ東京を拠点とする日本国内におけるAI企業であることから貴重な存在でしょう。
リアルタイムに音声を多言語のテキストに翻訳し、字幕を表示することができるのが特徴です。
アプリを立ち上げると、音声入力の開始ボタン(右向き三角形)が目立つ場所に配置され、音声に特化していることがわかります。
学校の講義やビジネスの会議、テレビや映画の音声をひろって同時通訳させるのに適しています。
ビジネスの出張で会議や講演等に出席するということであれば大いに役立つのではないでしょうか(留学生の方であれば講義を翻訳アプリに頼るのは本末転倒というところですが、、、)。
ビジネスの会議等でも相手方の中国人が話していることを通訳が全て訳してくれるとは限らないので、このアプリがあれば話している内容を全て確認することができようになるというのは重要なことでしょう。
もちろん翻訳された内容は全てテキストデータとして文字起こしされて保存されますので、ビジネスの議事録作成にも役立つはずです。
1日15分間の無料利用が可能であるようです。
有料プランは、120分610円、月間6,190円、年間37,000円等の料金(いずれも2024年8月・公式サイトキャンペーン価格)で利用できます。
■DeepL
DeepLはドイツの会社による翻訳サービスです。
2017年にサービスを開始し、いわゆるAIを活用した翻訳機能の走りと言えます。
DeepLが登場した当初は他の「ルールベース翻訳」による翻訳システムを圧倒的に凌駕するものとして注目を浴びていました。
翻訳精度の高さと共に翻訳文の自然な仕上がりに定評があります。
このDeepLの特徴は、テキストや文書ファイル等の長文を瞬時に翻訳すること。
ビジネス文書や契約書の内容等をそのまま翻訳する用途に適しています。
このためスマホアプリよりはパソコン上のサービスとして利用するほうがよいのかもしれません。
ただし無料利用の場合、一度に5000文字の制限があります。ビジネス文書等であれば5,000文字はすぐに超えますので、有料版の利用もおすすめします。
有料プランは、翻訳可能なテキスト文字数・ファイル数によってそれぞれStarter1,100円、Advanced3,750円、Ultimate7,500円の月額料金です。
■百度翻訳(Baidu Translate)
百度翻訳(Baidu Translate)は、中国のIT企業・百度(Baidu)が提供する翻訳アプリです。
GAFAに対抗する中国の会社と言えばBAT、この中のBが百度です。
中国の会社であることから、当然に中国語と他言語への翻訳に強みを持ちます。
日本語から中国語へ翻訳した際の文章は百度翻訳の品質が最も高いと言えます。
アプリのカメラ入力も優れています。
他の欧米や日本の同種のアプリの場合、中国語の簡体字を読み取る際にどうしても誤りが発生する可能性が高いのですが、中国のアプリである百度翻訳であれば漢字の読み取り精度も非常に高いのです。
また中国現地の人もこの百度翻訳アプリには慣れています。
そのため、皆様が中国語で困った際には、スマホで百度翻訳を立ち上げて現地の人に渡せば事情を察知して(上海など外国人に慣れている都市の場合ですが)、音声入力で何らかの指示をしてくれることでしょう。
全て無料で利用できるのも特徴です。
GoogleのPlay Storeには本アプリは無いようなので、百度のダウンロードサイトからインストールします。
百度翻译,您的掌上翻译专家
■中日・日中辞典(iOS版)
翻訳アプリではなく、辞書アプリとして優れているのは?
これはジョイテル担当者も長年利用している中日・日中辞典がおすすめです。
このアプリにはユーザーインターフェースや機能が大幅に異なる旧バージョンと新バージョンがあります。
(以下のアプリ画像はあえて旧バージョンを掲載しています)
このアプリは無料プラン・無料利用期間はありません。
4,000円です。
しかしながら中国語日本語辞書としてはこれに匹敵するアプリは無いのではないかと思います。
今後、長年に渡って中国に関わる予定であれば、本辞書アプリの料金等は安いものです。
翻訳をしたい単語を含む「用例検索」が優れモノであり、自分が言いたいニュアンスに対応した表現を選択することが可能です。
都市名等の固有名詞やことわざも用例に含まれている等辞書としての基本機能にも優れています。
旧バージョンの使い勝手は非常に完成度も高く、アプリのアップデートの際に全て新バージョンに切り替えが行われたものの、ユーザーから以前のものに戻してほしいとの要望が多く寄せられたという経緯があり、現在は、旧バージョンと新バージョンの両方がダウンロードできるようです。
ジョイテル担当者もこの旧バージョンを利用しています。
iOS版だけであるのが残念です。
日本語から中国語への翻訳のコツ
いずれのアプリも同じですが、日本語から中国語もしくはその他言語に翻訳をする際には、日本語の元の文章において「誰が(何が)」「誰に(何に)」を明確にすることが重要です。
日本語の文章では主語が無くても意味が自明なものとなる場合が多いのですが、中国語やその他言語においてはそれらがほぼ必ず必要となります。
通常の日本語のように「誰が」を除いて文章を翻訳アプリに入力すると、AI側で「わたしが(中国語:我)」「あなたが(中国語:你)」等の言葉を適当に補足して出力してしまうことが多いのです。
これが元の日本語の意味と合わないことが多いので注意です。
例えば「(わたしが)それをする」という主語が無い文章が「あなたがそれをする」のように出力されてしまうことがよくあります。
入力文において主語を明確にすることを意識することと共に、翻訳された中国語の中で代名詞だけはそれが合っているかどうかを確認したほうがよいでしょう。
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まずはジョイテルサポートセンター(support@joytel.jp)へメールもしくはお問い合わせフォームからご連絡をお願いいたします。