中国ではなぜクラウドサーバーがお薦め?【特徴4】もちろんコストも削減
中国ではなぜクラウドサーバーがお薦め?視点を変えてオフィススペースの有効活用も重要!
中国では日本人責任者の皆様は、オフィスの立ち上げから関わることも多いと想定されます。
まずはオフィスレイアウトの設計のため、内装工事会社と打ち合わせをすることも多いでしょう。
今回は、その内装工事会社のベテラン営業マンから聞いたファイルサーバクラウド化のメリットについて説明します。
オフィスレイアウトの問題!デッドスペース解消にクラウドがお薦め
オフィスレイアウトの設計で意外と問題になるのがサーバールーム。
貴重なオフィスレイアウトの一角にサーバーラックを置くスペースを設ける必要がある。サーバーの熱がこもらないように空調を効かせ、かつセキュリティ対策も必要であることから、壁で厳重に仕切る必要もある。
基本的にはデッドスペースであり、コストアップの要因になってしまう。
内装工事会社にとっても、入居する方々からそのスペースを有効に活用して会議室も作りたいとの相談はよくあるらしい。
まさにそれを解決するためには「クラウドサーバー」がお薦めとなる。
サーバー機器を社内に設置せずにクラウド化する。
社内にはルータと電話交換機のみ設置。これだけであれば小型のラックに収めるか、もしくは分散して設置すれば専用スペースも不要となり、デッドスペースもほぼ解消する。
オフィス利用コストも削減!中国ならそのコスト削減効果も明確
クラウドサーバー導入により主に3つのコスト削減効果が見込まれます。
- サーバールームのスペース分の賃料
- 空調コスト
- サーバルームー構築のための間仕切り工事費用
特に中国では、オフィスの賃料は1㎡・1日で料金が算出されるため、そのコストがわかりやすい。
上海市で少し安めのオフィスであれば、1㎡・1日=10RMB(中心部の静安寺地区ならこれの1.5倍、浦東の金融街ならそのまた1.5倍)。
サーバールームがおおよそ10㎡とすると10RMB×30日×10㎡=3,000RMB(≒50,000円)の計算となる。
空調コストも特に夏場はクーラーが最大稼働となるため、これも数百から千数百RMBのコストとなる。
わざわざ無人のサーバールームを24時間で冷やし続けなければならないのは非常に無駄と言える。
今後、オフィスの立ち上げや移転をお考えになられる皆様へ。
まずはオフィスレイアウトを考える場合も「クラウド」ファーストでご検討ください。
中国においてなぜクラウドサーバーの導入をお薦めするのか?
理由その4. もちろんコスト削減。オフィスレイアウトも有効活用できる。