中国「双11」今年は何を買おうかな？カジュアルブランドファッションや生活用品がおすすめ

中国では毎年11月11日に様々なECサイト等で大規模なセールを実施しています。

「双11」が始まったのは2009年。
中国EC最大手のアリババグループがセールを行ったところ好評であったため、毎年行われるようになりました。当初は数字の1が並ぶことから独身の日、独身なら買い物でもして楽しもうという意味がありました。
今ではこの独身の日としての意味も薄れ、アリババグループが盛り上げていた売上高を競うようなイベントも無くなり、単なる大規模なセール期間のような位置づけとなっています。

アリババの「淘宝」「天猫」のみならず、ライバルの「京東」「拼多多」や他社ECサイト等でも大規模なセールが行われています。

まずは何を買ってみましょう？
個人的には日本人もよく知るようなカジュアルブランドのファッションがおすすめです。

日本であればブランドイメージを重視するファッションブランドであれば、大手のECサイト等には出店せず、実店舗以外には自社公式オンラインショップのみの販売だけである場合がほとんどです。
このためなかなか日本では気軽に買いにくいという場合も多いようです。

これに対し、中国では高級ブランド以外であれば基本的には大手ECサイトの「天猫」「京東」等に出店していることが多いようです。

入りやすいファストファッションのお店にしか行かない！という皆様でも、ECサイトでの購入ならお手軽です。

以下はジョイテル本記事筆者もよく購入する「アバクロンビー＆フィッチ」「トミーヒルフィガー」、アウトドアブランドの「ザノースフェイス」の天猫公式サイトです。
クリックすると天猫上の店舗へリンクします。

中国のネットショップでも日本の様々な生活用品を購入することが可能です。
ユニクロや資生堂等の定番商品から小林製薬の生活用品や伊藤園のお茶までまずは商品を探してみましょう。

しかしながら、日本人が中国で買い物をする際に難しいのは、買いたいモノが中国語でどのように言うのかがわからないので検索もできないこと。

例えばアース製薬の「コバエがホイホイ」とか小林製薬の「アイボン」等の生活用品を購入したい場合、、、
はて？「コバエがホイホイ」「アイボン」？如何なる翻訳サービスでも日本語センスの塊とも言えるこれらの商品名を正確に中国語の商品名に訳してくれることはありません。

ちなみに正解は「コバエがホイホイ」であれば「小蝇恢恢杀蝇饵剂」。
日本語の漢字なら「小蝿恢恢殺蝿餌剤」。単に機能だけを表した商品名です。何となく意味は分かりますがこれを商品名として検索することはほぼ不可能に近いと言えます。

↓天猫webサイトへ

解決策は簡単です。
「淘宝」等のアプリから「画像検索をする」です。

今時の中国ネットショップアプリであれば画像検索は当然の機能です。

「淘宝」アプリであればメイン画面上部の検索窓にカメラのマークが付いています。これが画像で検索する機能です。
日本の楽天やAmazonから欲しい商品をパソコンの画面に表示し、その商品画像を「淘宝」アプリで読み込むだけ。
読み込んだ商品に相当する中国で購入できるものが一覧で表示されます。

↓淘宝アプリメイン画面・検索画面に画像検索ボタンがあります

その後は、ほぼ日本のECサイトとほぼ同様。
住所等の情報を登録して購入に進みます。日本と違うのは支払方法が支付宝（Alipay）微信支付（WechatPay）を利用することになることでしょう。

中国で生活用品を安く買うなら？
日本にあって中国に無いものの一つ。それはドラッグストアやホームセンター等の生活用品を安く売る店です。
意外にも中国にはこのような大規模な生活用品の販売店はありません。街中にスーパーはありますが生活用品は定価に近い価格で販売しているのがほとんどです。

だから中国人が日本に旅行に来る時にはドラッグストア等で爆買いするのもわかるような気がします。

さて、ECサイト上においては、ファッションならブランド毎にお店がありますが、生活用品はどのように買えばよいのでしょうか？
答えは、日本のホームセンターや生活用品のお店、コーナンやニトリの公式店です。
ニトリは既に中国に進出して多数の店舗がありますので中国在住の日本人の皆様もご存じのことでしょう。

コーナンの天猫店は生活用品の品揃えも豊富でおすすめです。
特にこの双11はお得な料金で販売しているのが特徴です。

以下はそれぞれ「ニトリ」「コーナン」の天猫公式サイトです。
クリックすると天猫上の店舗へリンクします。

画像検索をしようにも、そもそも中国からAmazonや楽天市場の商品ページにたどり着けない？

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中国のお部屋の中が日本とほぼ同じインターネット環境になります。