iPhone16を買うなら?!中国iPhoneと日本iPhoneの違いをご存じですか?海外赴任の皆様に中国iPhoneをおすすめする理由とは?
日本では2024年9月下旬にiPhoneの最新機種iPhone16の発売が開始されました。
中国へ新しく赴任される皆様もこれを機にスマートフォンを買い替えようかとお考えの皆様も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、中国版iPhoneと日本版iPhoneの仕様の違いについて解説し、また、中国で販売されているiPhone16のお値段についての調査結果を報告します。
中国赴任の皆様へ中国版iPhoneの購入をおすすめする理由があります!
日本と中国の2つの携帯電話番号をどうする?デュアルSIMで解決
中国を含む海外へ赴任される皆様なら、通常はそれまで利用してきた日本の携帯電話番号と赴任先の国における携帯電話番号の2つを利用することになるではないでしょうか。
この2つの携帯電話番号を1つのスマートフォンで利用したいとお考えになられるのが当然でしょう。
この2つの携帯電話番号のSIMをスマホで利用する仕組みをデュアルSIMと言います。
そして、iPhoneの場合は、デュアルSIMの仕組みが世界各国で販売されている機種によって異なるのが特徴です。
アメリカ、日本、中国のそれぞれは以下のようになります。
アメリカ | 全てeSIM・物理SIMのスロットは無し |
日本 | 物理SIMのスロットが1つ・もう1つはeSIMにより利用 |
中国 | 物理SIMのスロットが2つ |
中国版iPhone(中国版のスマホは全て)の特徴は物理的なSIMスロットが2つあることです。
中国における通信会社、中国電信、中国聯通、中国移動は現在においても物理的なSIMのみによる提供を続けているためです。
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世界的には日本と同じく、物理的なSIMスロットが1つでそれ以外はeSIMとなる場合が多いようです。
アメリカのiPhoneは、なんと物理的なSIMスロットがありません。つまり、アメリカで購入したiPhoneは中国では利用できない、逆もしかり、ということになります。
もちろんiPhone16もSIMを2枚挿し込めるデュアルSIM仕様です
もちろん今回販売されるiPhone16も中国版は物理的なSIMを2枚挿入することが可能です。
つまり、日本のドコモやau、ソフトバンク等のSIMと、中国で新たに購入したSIM、合計2枚を挿しこむことができます。
1台のiPhoneで日本の携帯電話番号も中国の携帯電話番号も同時に利用することが可能となります。
これが中国版iPhoneの大きな特徴です。
もちろん日本版iPhoneの場合でも、日本側の契約をeSIMにしておけば2つの携帯電話番号を利用することができますが、後々の機種変更等のことを考えると片方だけをeSIMにするというのも面倒です。
これらのことから、もし中国へのご赴任を機に新しいiPhoneの購入を考えている場合は、物理デュアルSIMの仕組みを持つ中国発売機種を購入することをおすすめしています。
中国でiPhone16を買うなら!大手ECサイトでお手軽購入
中国でiPhoneを購入するなら!?
中国にも正規のApple Shopも多数あり、実際にiPhone16を手に取って確認してから購入することが可能です。
しかしながら店舗であれば中国語もわからないのでなかなか難しい、、ということであれば、ECサイトでお手軽に購入することもおすすめです。
大手ECサイトの天猫(Tmall)や京東にはAppleの正規店舗が出店しています。
店名の表記に「官方旗艦店」と記載されているのが正規店舗です。
スマホであれば、天猫(Tmall)もしくは京東のアプリをインストールしてから以下のリンクへアクセスしてください。
それぞれAppleの公式ストアへリンクします(京東の場合は京東自身による独自正規店舗の位置付けのようです)。
天猫 Apple Store 官方旗舰店
京東 Apple产品京东自营旗舰店
これらの店舗では中国iPhoneの料金はどのような水準でしょうか?!
以下表は2024年10月5日現在の中国最大手ECサイト天猫(Tmall)におけるiPhone16の料金です。
機種 | データ容量 | 価格(RMB) |
---|---|---|
iPhone16 | 128GB | 5,999 |
iPhone16 | 256GB | 6,999 |
iPhone16 | 512GB | 8,999 |
iPhone16 Plus | 128GB | 6,999 |
iPhone16 Plus | 256GB | 7,999 |
iPhone16 Plus | 512GB | 9,999 |
iPhone16 Pro | 128GB | 7,999 |
iPhone16 Pro | 256GB | 8,999 |
iPhone16 Pro | 512GB | 10,999 |
iPhone16 Pro | 1TB | 12,999 |
iPhone16 Pro Max | 256GB | 9,999 |
iPhone16 Pro Max | 512GB | 11,999 |
iPhone16 Pro Max | 1TB | 13,999 |
天猫や京東、通常は激安販売を謳う拼多多でもこの料金そのものは変わらないようです。
拼多多では、共同購入やポイントの付与等によって実質的にお得な料金となることも多いようです。
日本円に換算してみると、iPhon16 Pro 256GBなら 7,999RMBで約167,900円(2024年10月5日為替レート 1RMB=21.0000円として算出)。
日本のApple公式サイトであれば同機種は15,9800円となりますので、この為替レートであれば若干だけ日本の方が安いようです。
中国版iPhoneを日本で使ってもイイの?デュアルSIM設定に注意
そもそもですが中国版を含む海外発売のスマートフォンを日本で利用してもよいのでしょうか?
実は厳密に言うと電波を発する機器は許可が無いと日本では使用してはいけません。この許可を技適と言います。
海外で発売されているスマートフォンはiPhoneと言えども日本の技適を取得していない場合がほとんどです。
しかしながらご安心ください。
昨今の海外との交流等の状況を踏まえ、旅行者や一時的な帰国時にそれらの技適マークが取得されていない無線機器を利用すること自体は許容されているようです。
そうでなければインバウンドで日本国内にいる海外からの旅行者は、皆自分のスマホが利用できないということになってしまいます。
また、デュアルSIMの利用時にはどちらの回線を優先的に使うという設定が必要であるため注意が必要です。
これを正確に設定しておかないと、気付かないうちに国際ローミングによるインターネットを利用することになり高額な携帯電話料金を請求されることになってしまいます。
デュアルSIMの設定に関する注意点は以前の記事を参考に確認をお願いします。
中国赴任でスマホはどうする?iPhoneなら中国で買うのがおすすめ!中国と日本の機種にはデュアルSIMの仕組みに違いがあります
中国赴任の皆様も事前に日本で「中国携帯電話番号SIM」を準備することをおすすめします。
中国渡航後すぐに中国生活に必要なアプリが利用可能となります。
大手中国通信会社・中国電信が正式発行する「中国携帯電話番号SIM」をご検討ください。
お申し込み後、最短2営業日後には日本のお客様のお手元にSIMをお届けします。
お申し込みは簡単です!
「パスポート写真」「自撮り写真」を準備して簡単3分で完了。
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スマートフォン・WiFiレンタル・携帯電話番号SIM申し込み
お問い合わせは、ジョイテルWebサイトのお問い合わせフォームか、ジョイテルサポートセンター(support@joytel.jp)へご連絡をお願いします。
※本記事のイラストは「イラストAC」からダウンロードして利用させていただいています 。