アリペイを日本人が中国で使うには?ツアーカードは使える?アリペイに正しくチャージをする方法も解説
アリペイ(支付宝)を日本人が中国で使うには?
コロナ禍もほぼ終了し、中国への日本人渡航者が増加する中、それらの渡航者お悩みNo.1は「中国におけるお支払い手段」です。
中国では現金やクレジットカードを利用することがほとんどできません。
ジョイテルもよく日本のお客様へ説明をするのですが、ほとんどの場合の反応は「そうは言っても、現金が使えないってことはないでしょう、、クレジットカードも持っているし何とかなるのでは?」というものです。
しかしながら皆様が中国到着後に一様におっしゃっていただくのは「確かに現金まったく使えない。クレジットカードも高級店しか使えないし、困ってしまった。」とのこと。
中国での受け入れ側スタッフが付きっきりで対応する役員等のVIPの方であれば問題は無いのかもしれませんが、自分で行動しなければならない一般社員であればお支払い手段が無ければ大変なことになってしまうでしょう。
いずれにしても中国渡航前に「中国におけるお支払い手段」であるスマホのQRコード決済アプリ、アリペイ(支付宝)もしくはWechat(微信)の準備は必須です。
ツアーカード(Tour Card)とは?日本人も利用できますか?
アリペイ上で日本のクレジットカードを登録してQRコード決済アプリに現金をチャージをする仕組みがあります。
以前に利用されていた「ツアーパス(Tour Pass)」が廃止となり、現在はこれの後継として「ツアーカード(Tour Card)」と呼ばれるサービスがあります。
このツアーカードは、アリペイやWechat上で動作をする正式なサービスであり、日本のクレジットカードを登録して現金をチャージして中国で利用することができる仕組みです。
ツアーカードの詳細については他のサイトに説明を譲りますが、以前のサービスであるツアーパスは外国人にはよく利用された仕組みであるようです。
しかしながら、中国において短期的にでもこれに頼って生活するのは少し機能面で不足している場合があります。
(本内容は2023年6月時点です。ツアーカード上の案内には機能追加が行われるとの通知もあります)
これらの機能面について解説します。
①ツアーカードは独自アプリ・使える店舗は限定的です
このツアーカードはアリペイにチャージをして使用する仕組みではありません。
中国の上海銀行が開発した独自のサービスであり、アリペイや微信(Wechat)等のプラットフォーム上で動作する一つのミニアプリという位置づけです。
アリペイや微信でお支払いをするというよりは、この独自のアプリでお支払いをすることになります。
これを利用するお店側が上海銀行が準拠する「銀聯カード」の加盟店である必要があります。
つまり、アリペイや微信のようにほぼ市中の100%の店舗等で利用することができるとは言い難い状況です。
また、中国のレストランでは、街の小さなお店から高級店まで、スマホ上でオーダーをすることが多くなっています。
レストランの机にQRコードが貼り付けてある場合はその仕組みです。
この仕組みはアリペイや微信と一体になっていることから、一つのミニアプリであるツアーカードの支払いとは連携していない場合がほとんどです。
②入力情報やクレジットカード登録がエラーとなりやすい
以前のツアーパスと比較してツアーカードになり、利用開始時の入力項目が少し複雑になったのも特徴です。
納税者番号や中国の住所等の情報入力が求められます。
また、お客様の状況を聞いてみるとクレジットカードを登録がエラーとなりやすいようです。
やはり中国アプリであることから、日本側のクレジットカードのシステムが認証時に拒否してしまうことが多いようです。
③中国携帯電話番号による認証が無いままに利用するとアプリが不安定
アリペイや微信は、中国在住の方が何らかの本人認証をして中国本土にて利用することを前提としています。
いずれにも国際版はあるのですが、中国版と比較するとサービス面で様々な制限があります。
アリペイは決済サービスであることから、厳密な本人認証を要します。
具体的にはパスポート等の身分証明書のアップロードと中国携帯電話番号によるショートメッセージ認証です。
これらの本人認証が完了していない場合、アプリそのものの動作が不安定となり、何らかのタイミングでアカウントそのものの利用が停止されてしまう可能性があるようです。
アリペイを日本人が中国で使うには?「中国どこでもペイ」が解決!
ではアリペイを日本人が中国で使うにはどのようにすればよいのでしょうか?
中国お支払いアプリを簡単便利にご利用可能「中国スマートフォンレンタル・中国どこでもペイ」
■中国銀行口座との紐づけは不要・中国携帯電話番号による認証が必要
アリペイを中国で使うには、中国における自身の名義の銀行口座との紐づけが必須との誤解もありますが、これは誤りです。
当然ながら中国人自身でも銀行口座を持たない者は多数います。特に中学生・高校生等の学生は銀行口座を持ってはいませんが、普通にスマホでアリペイや微信の支払い機能を使っています。
まさか親の口座から自由にお金をおろせるようにしている訳ではありませんし、そもそも口座名義と利用者本人の名前も異なるため、紐づけもできません。
アリペイを中国で使うために重要なのは、身分証明書のアップロードと中国携帯電話番号によるショートメッセージ認証です。
これらを完了させれば、自身のアリペイアカウントに対して第三者から入金が可能な状態となります。
これが正しいアリペイの利用方法です。
■ジョイテル「中国どこでもペイ」なら日本で準備が可能です
アリペイを日本人が中国で使うには?
ジョイテル「中国どこでもペイ・中国スマートフォンレンタル」にお任せください。
ジョイテルは、中国大手通信会社との提携により正式な「中国携帯電話番号SIM」を発行しています。
この「中国携帯電話番号SIM」は、使い回しのない新規の携帯電話番号であることを保証しています。このため、アリペイやその他のアプリの認証にも正しく利用することが可能です。
この「中国携帯電話番号SIM」をスマートフォンに挿入し、中国生活に必要な各種アプリをインストールして日本でお渡しします。
ジョイテルから依頼を受けた中国サポート事業者が、このお渡ししたスマートフォンの中国お支払いアプリ・アリペイにチャージを行います(中国前払式支払手段を代理購入してアプリ内に納品します)。
これが「中国スマートフォンレンタル・中国どこでもペイ」です。
このアリペイアカウント上の金額は、アリペイが指定する加盟店であれば利用に制限等はありません。
このスマートフォンを中国にお持ちいただければ、中国到着後からすぐにでもコンビニやレストラン、タクシーや地下鉄も利用することでできます。
「中国スマートフォンレンタル・中国どこでもペイ」は、中国でも安心してアリペイを利用することができる仕組みです。
■「中国どこでもペイ」の仕組みについて
「中国どこでもペイ」とは、中国国内にて発行される前払式支払手段(アプリ型の「アリペイ(Alipay)」や「Shanghai Pass」等の交通カード)をジョイテル提携の中国サポート会社が代理で購入し、スマートフォンレンタルをご利用のお客様にお届けするサービスです。
スマートフォンレンタルの利用終了後、ジョイテルからお客様に対して、実際にご利用いただいた前払式支払手段の購入金額と手数料を請求します。
請求時に、前払式支払手段における利用明細を抽出してExcelにまとめてお渡しするオプションサービスも人気です(一部の前払式支払手段のみ対応しています)。
中国滞在時のお支払い履歴を全てまとめて整理することができるため、海外出張費用精算がより簡単になります。
事前に日本で「中国どこでもペイ・中国スマートフォンレンタル」を準備することをおすすめします。
中国渡航後すぐに中国生活に必要なアプリが利用可能となります。
※2023年10月追記 「中国どこでもペイ」ランディングページも開設しました。
【中国で日本人出張者もすぐに使える】現金チャージ済アリペイが利用できるスマホを480RMBでレンタル
◆お申し込み書類(ダウンロードをお願いします)
【申込書】中国スマートフォンレンタル・中国携帯電話番号SIM
【エントリーシート】中国携帯電話番号SIM
◆必要書類
・パスポート写真
・所属する会社・団体の名刺
・お客様自撮り写真
◆お申し込み期限
渡航日の10営業日前までに上記お申し込み書類の提出をお願いします。
(レンタルするスマートフォンは日本のジョイテル配送センターに多数の在庫がありますが、各種アプリの設定等にお時間をいただくため、本記載の日数をいただいています)
お問い合わせは、ジョイテルWebサイトのお問い合わせフォームか、ジョイテルサポートセンター(support@joytel.jp)へご連絡をお願いします。
※本記事のイラストは「イラストAC」からダウンロードして利用させていただいています 。