【中国渡航者お悩みNo.1】中国渡航者がアリペイ(支付宝)を利用するには?銀行口座不要!中国携帯電話番号が必須
中国渡航者、特に初めて渡航する方や短期の出張者のお悩みは中国現地のお支払い手段です。
コロナ禍対策前から、中国現地ではほぼ全ての店舗や交通機関において、支付宝(Alipay)もしくは微信支付(WechatPay)いわゆるQRコード支払が標準的な支払方法となっています。
現金も利用できますが、店舗側でもお釣りを準備していない場合も多く、そもそも現金を受け付けないシステムも多くあります。
支付宝(Alipay)の特徴は、中国の銀行口座と連携して即時引き落としが行われること。
このため、中国の銀行口座をお持ちではない短期の渡航者は、支付宝(Alipay)の利用も難しいとお考えになられている方も多いようです。
では、中国渡航者がQRコード支払アプリ・支付宝(Alipay)を利用するにはどうすればよいのでしょうか?
結論は「中国携帯電話番号により支付宝(Alipay)の本人認証を行い、第三者から入金を行ってもらう」こと。これ一択です。
仕組みについて本記事にて詳細を解説します。
通常の支付宝(Alipay)は短期渡航者には利用困難
まずは、初めて渡航する方や短期渡航の皆様が、通常の支付宝(Alipay)を利用することがなかなか難しいことについて解説します。
■通常の支付宝(Alipay)利用には銀行口座が必要
支付宝(Alipay)を中国国内で正しく利用するためには、通常は中国の銀行口座との紐づけが必要です。
この銀行口座から引き落とした額が支付宝(Alipay)にチャージされて利用できる仕組みです。
しかしながら、初めて中国へ渡航する方や短期の出張者様にとっては、この中国の銀行口座の事前取得は不可能と言えます。
銀行口座の開設は、日本と同様に本人の身分証明書や住所がわかる資料の提出が必要となるためです。
■クレジットカードによるチャージ「TourPass※」は一部制限あり
では、日本のクレジットカードはこの支付宝(Alipay)に紐づけすることはできないのでしょうか?
クレジットカードにより支付宝(Alipay)へチャージするサービスはあります。
「TourPass」と呼ばれるサービスがそれです。
しかしながら、本記事では詳細は記載しませんが、本サービスも制限が多いことが確認されています。
そもそも上海銀行によるミニアプリの位置づけであり、チャージした金額は支付宝(Alipay)そのもののチャージ金額ではありません。
支付宝(Alipay)のチャージ金額としては表示されないのです。
表示するQRコードも支付宝(Alipay)そのもののではないことからもこれがわかります。
TourPass自体も中国における本人認証を経て利用する訳ではないため、支付宝(Alipay)システム上では不安定な位置づけとなり、突然にアカウントがバン(停止)されてしまう事例も報告されています。
また、このTourPass自体は、2023年4月以降にバージョンアップした別サービスとなる予定のようです。
しかしながら、プレオープンのアプリ画面を調査した限りでは、中国の住所の入力が必要となる等設定方法にもハードルがあることがわかっています。
■本人認証が無い場合は、第三者からの入金もできない
銀行口座やクレジットカードからチャージができないのであれば、第三者から入金してあげることは?と思い付きますが、これもできません。
第三者からこのアカウントへ入金しようとすると、本人認証が出来ていないことから入金はできない旨のメッセージが表示されてしまいます。
では、中国渡航者はどのようにすればよいのでしょうか?
中国携帯電話番号による本人認証が重要!第三者から入金が可能に
中国渡航者が正しく支付宝(Alipay)を利用する方法があります!
その方法とは、「中国携帯電話番号により支付宝(Alipay)の本人認証を行い、第三者から入金を行ってもらう」こと。
これ一択です。
もちろんご安心ください。
ジョイテルが中国大手通信会社との提携により正式発行した「中国携帯電話番号SIM」を提供します。
この「中国携帯電話番号SIM」を挿入した「中国どこでもペイ(仮称)・中国スマートフォンレンタル」なら、アリペイを簡単に利用することができます。
本記事最後の項をご覧ください。
支付宝(Alipay)の初期設定時に、携帯電話番号のショートメッセージによる認証が必要となります(※)。
この認証時に、中国携帯電話番号を利用することが重要です。
(ジョイテル「中国携帯電話番号SIM」なら日本国内で中国からのショートメッセージを受け取ることができます)
このショートメッセージによる認証後、パスポートと自撮り写真のアップロードによる本人認証が行われます。
この後、支付宝(Alipay)アプリメイン画面からパスポートの自撮り写真のアップロードを行います。
本人認証方法は一番上の[识别护照芯片脸证身份]を選択するのがポイントです。
パスポートをスマホに重ねて情報を読み取ることができます。
名前や生年月日等を入力する手間が省けます。
これで支付宝(Alipay)は、中国の携帯電話番号により本人認証が行われ、正しく利用できる状態となりました。
この支付宝(Alipay)アカウントに対して入金を行うことができます。
(※)
支付宝(Alipay)の初期設定時に、日本の携帯電話番号による認証も可能です。しかし、この認証後では支付宝(Alipay)の国際版が表示されることとなり、中国国内における利用も一部制限された状態となります。
個人間の入金もしくは所属する法人からの入金が可能
では、この支付宝(Alipay)アカウントに対して入金を行ってみましょう。
銀行口座やクレジットカードからの紐づけはできないため、第三者から入金を行ってもらう必要があります。
■個人間の入金
SNSの微信(Wechat)と同じように、支付宝(Alipay)でも個人間の資金移動が可能です。
支付宝(Alipay)のQRコードをお振込みをする方へ送ってあげてください。
■所属する法人からの入金
渡航者が所属する法人から入金を受けることも可能です。
渡航者が多数いらっしゃる場合は、受け入れ側の中国法人がこれの準備をするのがよいでしょう。
中国法人が支付宝(Alipay)に法人登録を行います。
支付宝(Alipay)の法人向けサービスは企業版ログインページから確認をお願いします。
支付宝(Alipay)企業版
支付宝(Alipay)企業版手続についての解説資料もあります。
支付宝(Alipay)企業版手続資料ダウンロード
(※ 本登録方法についてもジョイテルサポートセンターにて解説をいたします。ジョイテルサポートセンターへお問い合わせをお願いします)
この中国法人が、支付宝(Alipay)システムに対して必要事項(入金先のアカウント情報、チャージ金額)を記載したExcelシートをアップロードすることにより、対象の支付宝(Alipay)アカウントへ入金を行うことが可能となります。
渡航者に対して経費を前払いする形式として財務処理も可能であるようです。
「中国どこでもペイ」検討をお願いします!アリペイ利用も簡単です
これから中国へ渡航する日本人の皆様へ。
中国におけるお支払い手段にお悩みなら「中国どこでもペイ(仮称)・中国スマートフォンレンタル」の検討をお願いします。
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中国到着直後からすぐにアリペイを利用してお支払いができるため、安心して中国へ渡航していただくことが可能です。
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【申込書】中国どこでもペイ(仮称)・中国スマートフォンレンタル
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お問い合わせは、ジョイテルWebサイトのお問い合わせフォームか、ジョイテルサポートセンター(support@joytel.jp)へご連絡をお願いします。
※本記事のイラストは「イラストAC」からダウンロードして利用させていただいています 。