中国どこでもWiFiと行く「成都・世界遺産編」パンダ!大仏!そして古代の知恵と天府の国
中国どこでもWiFiと行く!中国の旅。
中国でも日本へのインターネットが快適に利用可能となる「中国どこでもWiFi」を持って中国の様々な場所に出かけます。
今回紹介するのは四川省の成都(Chengdu)。
日本人が中国から思い出すものを幾つか挙げれば、それはこの四川省の特産や料理であることも多いのです。
それはパンダ!麻婆豆腐や回鍋肉!三国志などなど。
それぞれの詳細はWikipediaや旅行サイトにゆずりますが、本記事ではジョイテル担当者が日本人目線で気になった見どころについて紹介します。
成都は中国南西部にある四川省の省都です。成都の歴史は長く、紀元前4世紀にはすでに蜀の首都、つまり日本人もよく知る三国志の舞台として栄えていました。
https://map.baidu.com/search/成都市/@11588504,3568951,13z
成都市の人口は1,600万人を超えます。中国では第7位の人口ですが、その街の賑わいは中国随一ではないかと思います。
日本でも東京から札幌等の地方都市に行くと街の広告の看板がかなり大きくなるのがわかるのですが、上海から成都に行くとその感覚が10倍ぐらいに増幅されます。
そして、夜の看板が全て赤い。
中国だから赤いのか、四川省だから辛さを表現して赤いのかはよくわかりませんが、とにかく全ての夜の看板が赤い。この夜の赤いネオンの洪水に圧倒されること間違いありません。
また、上海や北京と時差が無いことから、成都の夜9時は上海の夕方7時ぐらいに相当し、深夜が近くなっても街の人出がかなり多いことも特徴の一つです。
中国へ初めて旅行したいと思ったら?中国赴任中の皆様が中国国内で旅行に行きたいと思ったら?まずは成都に行ってみるのがおすすめです。
本記事ではこの成都旅行の第一弾として、成都に関連する幾つかの世界遺産を紹介します。
まずはパンダを見に行こう!成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地
まずは成都と言えばパンダ。パンダそのものが世界遺産です。
パンダを見に行くなら!成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地に行ってみましょう。
成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地は成都市の市街地から30分程度で行くことができます。
タクシーや街中の観光用直通バスを利用していくのが便利です。
■季節に注意!真夏は屋外でパンダを見ることができません
屋外の自然に近い状態で動くパンダを見たいなら!?
季節が重要です。
真夏は木陰でも30度を超えるため、パンダはクーラーの効いた屋内で寝ていることがほとんどです。
屋外には1匹も出ておらず、一部の獣舎に大行列して見学することになってしまいます。
動物も過ごしやすい秋、冬、春にこの施設を訪問するのがよいでしょう。
野生のパンダに近い状態で飼育されているパンダを間近に見ることができます。
楽山大仏と峨眉山
成都の南に隣接する楽山市に世界最大級の石仏として有名な「楽山大仏」があります。
高さは71mもあり、頭部の付近からは下を見ることができないような崖になっています。
ちょうど頭部の周囲から見学ができるようになっており、大迫力の大仏を間近に見て記念撮影をすることができます。
大仏と後方の人々を比較すると、この大仏がいかに大きいかがすぐにわかるでしょう。
■遊覧船で川から大仏の全身を見るのがおすすめ!ただし予約困難か?
通常のルートで行くと大仏の全体像が見られません。
崖に沿って降りる階段もあるのですが、閉鎖されたり、逆に混雑して身動きが取れなくなることも多いようです。
人気なのは、目の前を流れる川から遊覧船に乗って大仏の全身を見るコース。
しかしながら、この遊覧船は大人気のようであり、週末であれば午前にはその日の乗船券は売り切れになってしまうようです。
外国人はネットでの予約が困難であるため、平日もしくは早朝に到着するのがよいでしょう。
■仏教の聖地・峨眉山も合わせて1日旅行が可能です
楽山大仏から峨眉山までは約30km。成都からの1日旅行が楽しめます。
峨眉山は古来、道教や仏教の聖地とされ、中国三大霊山や中国四大仏教名山に数えられています。
この峨眉山と楽山大仏と複合遺産として世界遺産に登録されています。
古代の施設が現代でもなお機能する都江堰は夜がおすすめ
都江堰は、2,300年前に工事が行われた古代から現在に至るまで活用される水利・灌漑施設です。
現在では肥沃な大地として天府の国と呼ばれるこの成都平原ですが、都江堰による効果であると言えます。
驚くのは平時でも川の流れが急激なこと。
川の幅は日本と比べてもそれほどではないのですが、とにかく水量とその流れが速いのが特徴です。
確かに平時でもこの感じなら雨が降れば洪水を引き起こすのも当然ともいえるような印象であり、この川の灌漑工事を完成させるとは古代の人々の知恵には感服すること間違いありません
都江堰自体は自然の中の施設であるため、日中に行くのが通常ですが、ここはあえて夜の訪問をおすすめします。
夜になると、この都江堰を中心に一地方都市とは思えないほど活気のある屋台街、観光用の様々なお店、川縁にあるバーストリートが楽しめます。
■都江堰付近の高級民宿でデジタルデトックス
夜の都江堰を楽しんだら、付近の山中にある高級民宿でデジタルデトックスはどうでしょう?
(実際にはネットも携帯電話も中国どこでもWiFiもつながりますのでご安心ください)
周囲にはコンビニも民家も道を照らす明かりさえもありません。
そんな悠久の中国の大自然と言える山の中に高級民宿が点在しています。
その中でも今回お勧めするのはこちら「都江堰峨山大坪民宿」。
↓ctripの紹介ページが開きます。
都江堰峨山大坪民宿
日本人なら観光地に行くととにかく遊び回らないと損だと考えてしまいますが、ここはゆっくり何もしない一日を楽しんでみるのもよいかもしれません。
虫の声を聞きながら日がな一日贅沢な時間を過ごすことができるでしょう。
写真はジョイテルサポートメンバーによる撮影・加工です。
2023年8月19日追記
本記事続編「成都・グルメ&街歩き編」を投稿しました。
中国どこでもWiFiと行く「成都・グルメ&街歩き編」麻婆豆腐と火鍋!そして三国志の世界へ
もちろん成都でもジョイテル「中国どこでもWiFi」は大活躍です。
街中でも山中でも携帯電話の電波を捉える限り、日本のインターネット、LINEやGoogle、インスタにも快適にアクセスすることが可能です。
デジタルデトックスは高級民宿で過ごす優雅な時間でも難しいかもしれません(笑)。
※中国へ初めてもしくは久しぶりに旅行される皆様へ
中国の観光地も入場にはアプリによる支払いが必要な時代です。
本記事に示した観光地、パンダ基地等は現地でチケットを購入することはできません。
(そうは言っても窓口ぐらいはあるだろう、、と現地に行きますが、実際に無いのです)
全てネットで予約して支払いを完了させる必要があります。
中国に行くなら?中国決済アプリの準備が必要です。
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まずはジョイテルサポートセンター(support@joytel.jp)へメールもしくはお問い合わせフォームからご連絡をお願いいたします。