上海・秋の味覚「上海蟹」を陽澄湖に食べに行こう!水郷観光も兼ねて日帰り旅行がおすすめ
上海の晩秋の味覚といえば「大闸蟹(ダージャーシエ)」、日本人の言い方では上海蟹と呼ばれます。
この大闸蟹は陽澄湖産のものが最高級とされています。
この陽澄湖は蘇州市と昆山市にまたがる地域にあります。上海から高鉄(新幹線)に乗って蘇州に行くと途中で大きな湖のほとりを走り、大闸蟹の店の看板が多数並ぶ場所も見られますので、気になった方も多いことでしょう。
上海からは車で2時間くらいで行けます。
周囲には有名な観光地である水郷も幾つかあり、1日観光には最適な場所です。
数年前に上海と蘇州を結ぶ地下鉄も開通していますので、近くの地下鉄駅(陽澄湖東駅)から降りてタクシーで市場やレストランに向かうこともできるでしょう。
湖畔に立ち並ぶレストランや卸店に圧倒されます!事前調査が重要
上海からツアーなどで行く場合は、飲食店が集まる昆山側の巴城や蓮花島エリアが一般的です。
いずれのレストランも卸店も湖を背にして、店の奥がそのまま湖に設定してある生け簀に続いています。
一つのエリアでも100は超える店舗が密集していますので、日本人がその場に行って良し悪しを見分けるのは難しいでしょう。
高鉄駅や地下鉄駅を降りると呼び込みのおばさんが寄ってきます。
これらの呼び込みに促されるままに店に入ってもよいのですが、上海人に言わせればやはりそういうのは質が悪い場合も多い。
上海人に事前にヒアリングしておすすめレストラン等を紹介してもらって予約して行くのをおすすめします。
店に入ると実際に蟹を見せてもらって選ぶことができます。
小さい蟹は50RMB(約1,000円)、大きな
上海市内でも高級レストランなら400RMBは超えますし、香港や日本へ輸出されたものであれば10~20倍のお値段になってしまいます。
原産地であるこの陽澄湖であればお値段を気にすることなく楽しむことができるでしょう。
ちなみに、10月~11月頃はお腹に卵(内子)を抱えたメス、11月~12月頃は大きく白子が育つオスが食べ頃となります。
また、蟹ももちろんおいしいのですが、陽澄湖では湖の幸を使った味覚あふれる料理もおすすめです。
「湖中六宝」に数えられている淡水魚・白魚の姿蒸し「清蒸白魚」は、店の人には必ずおすすめされるはずなので頼んでみましょう。
今回、ジョイテルが訪問したのはこちら「好天地蟹庄」。
ジョイテル上海人スタッフおすすめのお店です。
好天地蟹庄
陽澄湖蟹舫苑新区6号入口12号(陽澄湖度假村付近)
大衆点評で「好天地蟹庄」と検索するとすぐに出てきます。
また、この陽澄湖湖畔の夜で赤い看板が立ち並ぶのを見るのも一興です。
しかしながら日本の繁華街等から比べると一工夫が足りないという印象もあります。
もっと、蟹のオブジェとか動画の看板とか文字を交互に光らせるとかするだけで集客力が違うのではと考えてしまいます。
上海蟹は、単に蒸すだけも美味しい食材です。自宅でも蓋がある鍋さえあれば簡単に料理をすることができます。
素材の良し悪しだけが上海蟹の味を左右することになりますので、とにかくこの本場である陽澄湖の天然物を買っておけば間違いありません。
何個か買って持ち帰り、会社で配っても喜ばれることでしょう。
水郷観光もおすすめです!世界で最も美しい町ランクイン「周庄」
上海から車で陽澄湖に行くのなら、途中の水郷に立ち寄ってみるのもよいでしょう。
午後にこの水郷に立ち寄り、夕食を陽澄湖で楽しむのがちょうど良いと思います。
「周庄(しゅうしょう)」は900年もの歴史がある中国でも有数の水郷の町です。
2012年には海外メディアのランキングで「世界で最も美しい町」のトップ10に中国で唯一ランクインしています。
今回の記事では写真はありませんが、周庄の名物料理は「万三蹄」。
豚の足を醤油につけてトロ火でじっくり煮込んだものです。お肉はとても柔らかく、脂身とプリプリの皮がコッテリとした風味をより濃厚にしています。
お昼はこの周庄で「万三蹄」を楽しむのもよいかもしれません。
今回は、上海・秋の味覚「上海蟹」と人気の水郷「周庄」を紹介いたしました。
社員旅行で会社のスタッフを誘って日帰り旅行に出かけるのもよいでしょう。ぜひとも行ってみてください。
陽澄湖でも水郷でもジョイテル「中国どこでもWiFi」は大活躍!
街中でも山中でも携帯電話の電波を捉える限り、日本のインターネット、LINEやGoogle、インスタにも快適にアクセスすることが可能です。
中国へ旅行をお考えの皆様は、中国でも快適なインターネットが利用できる「中国どこでもWiFi」のご利用をご検討をお願いします。
ジョイテルサポートセンター(support@joytel.jp)へメールもしくはお問い合わせフォームからご連絡をお願いいたします。